【微細穴加工】外径φ0.7、内径φ0.5→肉厚0.1㎜の穴が開いています
こんにちは。
総務課の石川です。
今回は当社の技術についてお伝えします。
当社はφ32までの製品を製作しており、特に小さな部品が得意です。
先週、現場の方が頑張って下さった製品を少しだけ紹介させて頂きます。
お客様の製品なので、全体をお見せすることはできませんが、少しでも当社の技術が伝わればと思います。
全長が6.7mmの製品で、5.7mmの筒状の部分があります。
その筒の部分の外径がφ0.7、内径φ0.5の肉厚1.0㎜の穴が開いています。
これだけ小さな穴をまっすぐにあけるのは難しいです。少しでも芯がズレてしまうと、肉厚が薄いのですぐに突き破ってしまいます。また、細い棒の中に穴をあけるので力のかかり方に異常があると曲がってしまい、垂直度が公差外になってしまいます。
材質もSUS310Sだったので、SUS303に比べて削りにくいため、非常に難しかったとのことでした。
当社には他社では断られてしまうような難しい製品の加工に挑戦してくれる技術者の皆さんがいるので、とても心強いです。そのため、お客様から受注する際に自信を持ってお受けすることができます。総務課の私は技術の面では何もできませんが、当社の技術力をより多くのお客様へお届けできるよう、総務課の仕事の面からお役立ちできるように頑張ります。
総務課 石川
