経営者の皆様に囲まれて…😓
日中の暑さは都心と変わらないですね…毎日暑くて溶けそうです。
専務が15時の休憩にアイスを買ってきてくれました🍦
疲れてきたこの時間の甘いものは最高です(^o^)!
先日、長野県中小企業家同友会の合同例会に参加させて頂きました。
松本支部・しおじり木曽支部・安曇野支部が集まり、50名ほどの参加者がいました。
今回、諏訪支部のニシキ精機は、報告者として参加させていただきました。
私は採用担当者として報告をしました。
当社の社長の元に来た報告依頼のテーマは、
「会社の未来は人材の採用と育成がカギ!
~イキイキと目標を持って自主的に働く職場環境へ~」
当社は新卒採用を始めて4年目です。
今の求人倍率はバブル時よりも上がっているような状態で、
当社のような中小企業が人を採用するのは非常に厳しい状況です。
しかし、会社の未来のために若い世代を育てていかなければならないので、
毎年試行錯誤して採用業務を行っています。
当社の社長は
「どんな人が入ってきても、絶対に一人前に育てる」、
「採用したからにはその人の人生を背負わなければいけない」と、
常日頃言っています。それを覚悟した上で採用活動をしています。
新卒採用は、今、人が足りないから採用するわけではありません。
会社の未来をつくるために採用をします。
育てることには手間がかかるので、
社員の皆さんの協力があって、初めて新卒採用ができるのです。
通常の業務が忙しい中に、新卒の方が入ってきたら社員の負担は増えてしまいますが、
それでも、採用の仕事は決して後回しにしてはいけないことです。
大手の会社とは違い、まだ知名度のない中小企業で採用を行うことは非常に難しいです。
採用するまでに時間がかかるし、育てることにも時間がかかります。
人が欲しい!と思った時に採用活動を始めるのでは遅いのです。
ただ、それは社員の方には中々わかってもらえない部分でもあります。
「今」を見ている社員と「未来」を見ている社長では、意見が食い違ってしまいます。
でも、今、時間と手間をかけて新卒採用をしていなかったら、
10年後のニシキ精機は人手不足になっていると思います。そしてその時には、
「何で人を入れてくれないんだ。何で新卒採用をしてこなかったんだ」という
社員の不満が出てきてしまうと思います。
10年後、人が必要になった時に採用しようと思っても、そんな上手くはいきません。
新卒採用について社員の方の理解を得ることも、採用の仕事には重要なことです。
当社では、社員の皆さんに色々な部分で協力して頂いています。
特に、①②については、その子の人生を左右するキッカケにもなる可能性があるので、
皆さん丁寧に話をして接して下さります。学生からの質問にも快く答えて下さります。
①インターンシップ受入
仕事のスケジュールを組んで対応します。
その仕事の各担当者が学生の横について丁寧に教えています。
②会社見学
各現場の担当者が仕事内容を話します。
忙しい中でも、時間をかけて学生にもわかる言葉で伝えています。
③新入社員研修
今年は社内研修で12講座用意し、社員が講師となって研修を開講しました。
自分の経験談を交えながら、新入社員にわかりやすいように説明をします。
ニシキ精機に合った完璧な人を採用するのは非常に難しいです。
なので、社員の皆さんの協力の元、育てていく他ないのです。
面倒見のよい優しい社員さんが多いので、採用担当者として本当に感謝しています。
高校訪問や大学訪問をして先生と話す際も、
「ニシキ精機で育てていきます!」と自信を持って話ができるのは、
今の社員の皆さんの対応があるからです。
協力して下さる社員の皆さんのためにも、よりよい採用ができるよう、
時間をかけてでも、できることは何でもやっていきます。
それにしても…
やっぱり人前で話すことって難しいですね。
元々話をすること自体が苦手なので、50名の経営者の方を目の前にしたら、
頭真っ白になる寸前でした。
4月に入社したばかりの新卒2名は、社長からの質問に答える
パネルディスカッション形式の発表をしました。
練習をした成果が出て、堂々と自分の意見を伝えることができていました。
入社3か月でこのような機会を頂き、やり遂げることができたのは、
本人たちの自信にも繋がったと思います。
来年も1名採用する予定です。
新卒採用を始めたことで、一気に社内が若返りました。
私自身、目標とされる先輩社員になれるよう頑張ります!
総務課 石川