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iworker’s(ブランド)の開発ストーリー

iworker’s(ブランド)の開発ストーリー

「iworker’s」は不便の改善から生まれた

「iworker’s」は不便の改善から生まれた

どんな仕事でも、日々の作業において不便を感じることがあります。ニシキ精機の精密部品加工も例外ではなく、社員たちは多少なりとも道具の使い勝手を改善したいと考えていました。そんな現場の思いから開発されたブランドが、「iworker’s」です。

実際に社員たちを悩ましていた問題のひとつが、いつの間にか作業台の上に散乱してしまうピンゲージ。故意ではなくても、うっかり紛失してしまうことは珍しくありませんでした。作業中、ピンゲージのサイズ確認に手間取る作業員も少なくありません。ピンゲージの太さはミリ単位であり、この器具自体にサイズを記載できないためです。

ピンゲージという測定器具に対して、社員たちは「必要なときに見つからず、目の前にあっても使いたいサイズが分かりにくい」という思いを募らせます。作業効率を向上するために、何とか事態を改善したいと思考をめぐらせました。

やがて、現場の努力は実を結びます。その成果として「iworker’s」というブランドが開発され、工場で働く人たちを大いに手助けしている便利アイテム「ピンゲージスタンド」が誕生したのです。

当たり前と思っている不便も改善できる!

当たり前と思っている不便も改善できる!

ピンゲージスタンドの誕生は、一朝一夕で成し遂げられたわけではありません。これまで当たり前に感じていた不便を、日常的に避けられないこととして見過ごさなかったために生み出せたアイテムです。

ニシキ精機の社員は、「自分たちが困っている問題は、きっとほかの人たちにとっても悩みの種であるはず」と思い当たります。そして、「いつものこと」であり仕方ないという考え方を改めました。このまま諦めて問題を放置せず、自分たちで解決しようと取り組みを開始します。

ピンゲージスタンド開発の出発点は、日頃の業務を通じて抱いていた「作業中、こんなものが手近なところにあれば助かる」という現場の思いです。ピンゲージは横置きにすると転がって落ちやすいので、立てて穴に収納するスタイルを選択します。また、ピンゲージの太さごとに穴のサイズが分かれていると一目で必要なものを探し出せると着想します。

実際に作業している人たちならではのアイデアが反映されることにより、ピンゲージスタンドという便利アイテムは完成したのです。

まとめ

「iworker’s」は、ニシキ精機の社員たちが日常的な不便を当たり前のものと諦めず、自ら改善しようと問題解決に踏み出した努力の結果です。そこには、同じ苦労を味わっている人も助けいという気持ちが込められています。これらの思いから生み出されたピンゲージスタンドはとても使い勝手のよいアイテムですので、ご利用をおすすめします。

精密部品の製造に関するご相談なら、是非弊社にお任せください。医療機器や情報機器などに利用される精密部品を製造するとともに、メッキや焼入れなどの処理も承ります。使用する加工素材はステンレスアルミ、樹脂など幅広く対応しています。試作製造も行っていますのでお気軽にご相談ください。